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クイーンエリザベス2世カップ(クイーンエリザベス2せいカップ、、)とは中華人民共和国の香港にある沙田競馬場の芝2000メートルで行われる競馬の競走である。 == 概要 == 1975年に距離芝1575メートルで創設され、以来何度もの距離の変遷を経て1997年からは芝2000メートルで施行されている。 このレースでは長くスイスの高級腕時計ブランド・メーカーのオーデマ・ピゲ社()がスポンサーとなっており、その間の正式な競走名は「オーデマ・ピゲ・クイーンエリザベス2世カップ」(、)である。 1995年より国際競走となり2000年は国際G2、2001年からは国際G1に格付けされた。2002年からはワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップに加わったが2003年にドバイワールドカップが同シリーズから離脱したのにともない、2006年に同シリーズが休止されるまでシリーズの開幕を飾るレースとなっていた。 総額賞金は1400万香港ドル(約1億8200万円)で1着賞金800万香港ドル(約1億400万円)、2着賞金300万香港ドル(約3900万円)、3着賞金150万香港ドル(約1950万円)、4着賞金80万香港ドル(約1040万円)、5着賞金45万香港ドル(約585万円)、6着賞金25万香港ドル(約325万円)と定められている。また前年の香港国際競走4競走のうちいずれかの勝馬が本競走に勝利した場合、その馬主に100万香港ドル(約1300万円)のボーナスが交付される。 1996年まで1575メートルのレコードタイムは1982年にアレックスフレアーが叩き出した1分23秒0で、2000メートルになった現在のレコードタイムは1999年に樹立されているフランスのジムアンドトニックの2分0秒1。なおこのレコードはシャティン競馬場の2000メートルコースの正式レコードになっていて未だに破られていない。 最高齢での優勝は2010年にヴィヴァパタカの8歳。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クイーンエリザベス2世カップ (香港)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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